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育てる野草


育てる野草_e0031799_16234207.jpg

今年の春によもぎ摘みにいった際に根がついたよもぎがいくつかあった。
根まで取ってきてしまってごめんなさいと反省しつつ、ベランダで育ててみることに。
植えてすぐに強風にあおられ瀕死の状態になった。
水をやり忘れて瀕死の状態になった。
でも雑草魂で復活した。

その後、知人の庭で繁殖したどくだみ草をいただいた。
その中にも根つきのものがあった。
こちらもだめもとで鉢に植えてみた。
けれどもどくだみ草の長い形状からアッと今に枯れてしまった。
枯れてしまったものをくるくるっとまるめて鉢に戻してお水をあげ続けた。
そうしていたらいつの間にか芽ができた。
そしてどくだみ草らしくものと葉の形状が違う2種類の野草が現在育っている。
こちらも相当な雑草魂。

今年は、ベランダにアリが繁殖しすべての鉢を侵食して、お気に入りだったブラックペパーミントは全滅。レモンバームもかなり枯れてしまった。
野草でもうひとつオオバコも育ててみたが、こちらはアリの掘り返しに負けて枯れてしまったんだった。

よもぎも現在進行形でアリによじ登られている。レモンバームはこれで枯れてしまった。
ブラックペパーミントは、掘り返しで根がなくなった。
なにが正解なのかわからないけれど、大切に育てているハーブや野草が枯れるのはさびしいけれど、アリの働きぶりを観察しているとほんとうに頭が下がる。
生き方がとてもシンプル。
そして見ていて飽きない。あっという間に時間が経ってしまう。

自分の人生をアリのようにシンプルに今しなければいけないことだけに集中して生きられたらいいのかな...と思いつつ、人間はその道を選ばなかったのだから、わたしにできる生き方をなるべくシンプルに実行出来たらいいな...と思っている。

現在のベランダ事情
10年以上前に雑貨屋さんで購入した、小さい鉢から育てているガジュマル。
ローズマリー品種が違うものが2鉢。(2019年9月1つの鉢のものにかわいい紫色の花。花はどちらも同じような紫の花)
レモンバーム。
キャットミント。
あじさい。(唯一の花、3年目)
どくだみとなにか。
藍とレモンバーム。(3~4年前にまいた藍の種。すぐ枯れるのに毎年生えてくる。レモンバームはお隣の鉢からやってきた。)
レモングラス。
パクチー。
よもぎ。
カモミールの鉢はアリにぼろぼろにされたけど、きっとまた目を出してくれるはず。

# by Bali_hanikam | 2019-09-15 20:22 | 自然のちから

笑顔の効用

笑顔の効用_e0031799_22051807.jpg
最近続いている猛暑。
夏休みなので、楽しい時間かと思えば小さいお子さんがいるママたちは
車の乗せおろしの時間など、こどもがぐずるチャイルドシートへの装着など
ママも暑いしこどもも暑いし、すごいしかめっつら。

そんな一組の親子と今日も発見。
まだ1歳くらいの小さいな男の子とと3歳くらいのおねーちゃんとママが、
灼熱地獄のように温まった車内に乗り込みお出かけの様子。
ママとおねーちゃんはなにかあったのかとても不機嫌そう。

男の子はチャイルドシートへ。
ちょっと不安そうながら、外を向いて座らせられたようで、後ろから歩いてきた
わたしと目が合うと、真顔のまま手を振り出した。
きっとバイバイを覚えたばかりで、誰にでも手をふる時期なんだと思う。
思わず笑ってしまったわたし。
そうするとその子もきゃっと笑って、手を振り続けてくれた。
うしろ向きだったママとおねーちゃんは、わたしに気づくことなくそんなやりとりにも
気づかず、不機嫌な顔のままだった。

小さなあいさつだけでもふたりの不機嫌な空気は吹き飛ばせるんだな~と
男の子にとても感心したわたし。
笑顔であいさつなんてアイドルみたいなこと・・・と思うけれど、とてもいいことだな。

と思ってお店に入ると店内に、笑顔がいっぱい転がっている気がした。


# by Bali_hanikam | 2019-08-11 22:07 | ひとりごと

水無月について

京都では暑気払いに氷を食べてる習慣がありましたが、庶民はまだ貴重な氷室の氷を食べることができなかった時代に氷をイメージして作られたという「水無月」というお菓子。
氷にみたてたういろうに小豆をのせて作られたお菓子。
小豆には悪魔祓いの意味もあり、食品としは本当にむくみなどをとる作用もあり、この季節にいただくことは理にかなっているように思います。

この水無月を6月30日の「夏越しの払え」の日に食べて暑気払いをする習慣が最近では全国に広がり、夏越し払えの茅の輪くぐりなどもたくさんの神社で行われるようになっています。

30日にはどうしても式に参加できそうになかったので、29日に神社をお参りして、茅の輪のお守りをいただきやっぱり「水無月」をいただくことにしました。

オットも付き合って一緒にお参りからの水無月に執着を見せるわたしを少し鬱陶しい様子でしたが、水無月のお菓子の由来やなぜ六月は水無月というのか?というような話になり、なんだか素敵な時間が持てました。

そして気になる六月はなぜ水無月の由来ですが、旧暦の六月は今の7月にあたり、やはり本当に日照りなどで水が不足していたためという説と、田んぼに水が必要な「水の月」という説など諸説あるようです。

旧暦と新暦や現在の天候なども昔とは少しずつ違っているので、いろいろなことを思いながら、現在のこころとからだ生活にフィットした伝統文化を大切にした生活をしていきたいなと、あらためて思う水無月のさいごの日。

パティスリープティジュールさんより、最近人気沸騰中なの!というメモがついたパート・ド・フリュイのおすそ分けが届きました。このお菓子もおいしい果物がたくさん獲れるフランスでなんとかこのおいしい味をそのまま保存したいと、コンフィチュールやパート・ド・フリュイのようなお菓子が出来上がります。そしてチョコレートが溶ける季節になると見た目も涼やかなこのお菓子がお目見えする。生活と食文化。ちょっぴり贅沢へのあこがれなど色々な要素が交じり合うお菓子のお話はわくわくが止まりません。
食べるのも大すきだけど、お話が一番好きかもしれないと思います。
ただの食いしん坊かもしれませんが...。

# by Bali_hanikam | 2019-06-30 20:18 | たべもの*makanan

みつばち

いつか養蜂をしてみたいな。
と、昨日ニホンミツバチの話を聞いて思っていたところ、
ベランダのハーブたちへ水をあげていたら、部屋にミツバチが侵入していました。

わぁ~!とうれしくなったけれど、今はまだ養蜂できない。
準備が整ったら、ぜひまたきてほしい!

春。

# by Bali_hanikam | 2019-03-18 19:41 | 自然のちから

人生の節目に観る映画

人生の節目に観る映画_e0031799_17393203.jpg
宮崎では、お正月に白十六寸豆を炊いて食べるようです。
花豆でもいいのか、木城町から売りに来ていたきれない花豆が買えたので初めて炊いてみました。
おいしく炊けました!

年明け初め宮崎の小さな映画館で樹木希林さんの映画を特集で上映しています。

制作時には知っていましたが、観ていなかったので「あん」をみてきました。
ハンセン病や社会の差別について考えさせられながらも、自分なりの生き方を選んでいくようなことを促すような映画なのかな~と感じました。みんなそれぞれ味がありなかなか素敵な映画でした。

一番心に残ったのはタイトル通りですが、樹木さんが言った「あんは心よ」だったかな?という言葉。
あんを炊く姿はとっても素敵でした。人が真剣に料理をする姿がほんとに好きです。
色んなことが見えてくる。

そして観終わって30年ほど前に見た「サンドイッチの年」というとても心に残る素敵な映画のことを思い出しました。

どら焼きとサンドイッチ。どちらもサンドされている。うふふ。

それでサンドイッチの年の映画についてうろ覚えで、ひとに話してしまったので実際おじさんが少年になんて言ったんだったかな~?
とネットで検索してしまいました。
便利けど、不覚。

「今年は色々辛かっただろうが、人生に5度や6度はこんな事がある。残りは何てことはない日々の連続さ。今年のような年は、ハムの薄切れのようなものだ。二枚の厚いパンの間に挟まって。つまりーーサンドイッチの年だ。そういう時はよく噛み締めなきゃならん。カラシが一杯で涙が出ても、全部食べなきゃならんのだ。」

覚えていたのと違っていた。

でもわたしこの映画をみて。これから先の人生に色んなことが起こっても、へこたれずに生きていこう!と強く思ったのを記憶しています。

その後のわたしは、へこたれてばかりだけど、自分らしい人生を歩いてきたなとも微笑ましい気持ちに。

そしてこれからのわたしの人生は、さらにわたしらしくやりたくてできなかったことを、軽々とやっていきます。
あんを観て今回はそんな風に感じました。

人生の節目を感じた映画です。わたしサンド好きなのかな~?

余談ですが、小学生くらいのころには柔らかい食パンに、固い草加せんべいをサンドして食べるのが大好きでした!

# by Bali_hanikam | 2019-01-11 19:38 | Art*Seni